魅力的な 【ボディサイズ】
全長:484cm
全幅:188cm
全高:246cm(ルーフベンチレーター付車)
一般的な車庫スペースサイズに収まる大きさに拘ってみました。
キャンピングカーの室内は広い方がいいのですが、クルマである限りは移動しながら使うもの。 だから、ボディサイズは重要ではありませんか?
この『プレシャス β』は、ボディサイズだけでなく着座シートにも拘りがあります。
前向きシートだけでなく、横向きシートでも着座姿勢は重要視して ”自然で楽な姿勢” を追及しています。
当社オリジナルキャンピングカー『カレントキャンパー ピコ』と『ポップ・コン eE』に採用の【ワンタッチスイングシート&ベッド】や『ベーシックキャンパー タイプ2』に採用の【Ackシート】いずれも膝側よりもお尻側が深くなって、背もたれにもたれる形で自然に着座できます。
この プレシャス β には、【Ackシート 2】を標準装備しています。
「ちょっと工夫する」と言うこの ”ちょっと” が、なかなか出来そうで難しく面倒な作業工程でもあります。
さり気ない特徴が、長くクルマと付き合える魅力に感じてもらえることを願っています。
お二人でお使い頂くには広すぎる空間かも知れませんが、”ゆったり” そして ”のんびり" の感覚こそ、この 自由空間です。
【リチウムイオンバッテリー】
電子レンジは一般的に長時間の使用はしない機器と判断していますが、ルームエアコンの稼働時間は6時間以上を考えてしまいます。
しかし実際問題、どれだけの時間ルームエアコンを稼働させることが出来るのだろうか?
一般家庭の様に、四六時中の稼動は、AC100V外部接続以外では無理です。
インバーターを使っての場合にはせめて…、と考えた時の想定です。
エアコンを聞かせた状態で、クルマを停泊させた夏の夜、冷えた室内の温度が緩やかに上昇始める前にルームエアコンをONさせてから、朝ごろまでの稼働が出来れば、『良し』としたいと考えました。(約 8時間)
搭載のルームエアコンと電子レンジ、これらの電源として1500W サイン波インバーター、バッテリーの消費効率を考えた結果、現在ではリチウムイオンバッテリー以外は考えられず、弊社のいくつかの実績から選択したのが、搭載した『300Aリチウムイオンバッテリー』です。
過放電と過充電を完璧に防ぐことが求められるリチウムイオンバッテリーは、万が一の場合でも、エネルギー密度の低い【リン酸鉄】が正極に使用され、更にBMS(バッテリーマネジメントシステム)の整った安全性の高いものを採用したい事から、弊社での実績を踏まえてのセッティングにしています。
【充電システム器】
充電制御を装備されたハイエースには、昇圧型走行充電システムで対応、ソーラーコントローラーも備えた複合機によりソーラーはMPPT方式+走行充電も可能になり、無駄なく20Aチャージを可能にしてくれます。
また、AC100Vを入力できる場所(RVパーク/オートキャンプ場/ご自宅の駐車場 など)では、外部入力コンセントよりAC100Vを車輛接続していただくと、自動的に、DC12Vに変換して50Aチャージでの急速充電も可能です。
【ルームエアコン 1】
これまではキャンピングカーの空調は、車輛エンジンを稼働させたクーラーやヒーターに頼っていましたが、リチウムイオンバッテリーの出現で、車輛燃料を使わず ”CO2排出ゼロ目標” の観点から、クリーンにエコにルームエアコンを稼働させることが出来る様になりました。
夜間インバーターを利用いただき、ルームエアコンの省エネ設定をうまく利用すれば朝まで快適に睡眠いただけます。
(AC100V仕様機で、外部AC100V入力時 or 搭載の1500Wインバーター起動により利用できます。)
【ソーラーパネル】
サブバッテリーとして搭載のリチウムイオンバッテリーに、昼間は絶えず電気を送り続けてくれる頼りになる充電システムです。
最大175Wの出力をMPPT方式のコントローラーで、最大12.0Aにてリチウムイオンバッテリーにチャージします。
(ソーラーによる充電量は、天候の状態・外気温の変化によっても発電量は変化いたします。)
【ルームエアコン 2】
停泊時に、静音で利用できる家庭用ルームエアコンを搭載しています。
室外機は車輛フロアパネル下のスペアタイヤ吊り下げスペースを利用しています。
【ルームエアコンを装備した場合、スペアタイヤは装着されませんので、万が一の場合はパンク修理材等でご対応いただく様になります】
【1500W サイン波インバーター】
ルームエアコンをはじめとして、標準装備の電子レンジの稼働用に装備された、直流(DC12V)を交流(AC100V)に変換供給してくれる機器です。
1500Wの許容電力が決められていますので、1500W以上必要な単体機器はご利用いただけません。 また、各コンセントに接続した機器の消費電力合計が1500Wを超える場合には、ご使用機器を選別して合計消費電力量が1500Wを超えない様な組み合わせでお使いください。
(例:ルームエアコンを使いながら電子レンジでお弁当を温める場合は、どちらを優先するかよくお考えのうえ、ご利用いただく必要がございます。 という事で、同時には使えないとお考え下さい)
【AC100V 切替リレー】
プレシャス βには、左記のインバーターが標準装備されていますが、外部からも専用コンセント接続により、AC100Vを入力することが出来ます。
インバーターの電源スイッチを入れたまま、外部からAC100Vを接続したらどうなるでしょう? こんなもしものトラブルを防ぐため、外部入力によるAC100Vを第一優先にして、自動的に反応するリレーを組込み、インバーターを故障から守るセキュリティ回路を組み込んでいます。
(外部入力による電力の使用に関する許容は、取電先のブレーカーの許容アンペア(A)数によります。 例:ブレーカーが「20A」であれば、最大2000Wまで利用可能となる訳です)
【外部AC100V入力コンセント】
リヤバンパー右側に装備された、AV100Vの入力コンセントは、メタルキャップのAC100V-25A入力対応(ルームエアコン+電子レンジも可能)です。
勿論、ケーブルも対応していますので、安心してご使用いただけます。
【リヤ専用 19インチTV】
プレシャス β 標準仕様車では、オプション扱いのこの装備も【ハイルーフ Li プレミアム】には、画面移動のできる取付アームに装着し、高感度 地デジチューナー+フィルムアンテナとセットで標準装備としています。
【サブバッテリー用A-Vモニター】
リチウムイオンサブバッテリーの現在の 電圧(V)・ 充電 or 放電の電流(A)・ 電池残量(%)をボタン操作により表示できるモニターを、ギャレーカウンター上部のオーバーヘッド収納庫前端に取付しています。
その下には、メイン電源さえONであれば常時表示のVモニターと、サブバッテリーへ今現在のチャージ状態を表示するモニターも取付されています。
ハイルーフ部にこもった熱を換気します。
ハイルーフ標準の全高に対し、80㎜高くなります。
吸気・排気は、無段階のファンスピードでお好みに合わせてコントロールできます。
また、本機内蔵のサーモスタットを利用して、適温での ON-OFF 換気が出来ますので、ペットを残してお出掛けの時にも、心強いアイテムとなりそうです。
【オーバーヘッド収納庫】
ポップアップルーフでは装備されない収納部です。
進行方向右側に3ドア、左側に2ドア、フロント運転者席上部にも1ドアの収納部がハイルーフ車には、標準装備されています。
FRPハイルーフ車最後部の「オーバーヘッド収納庫」部に、ルームエアコンが装備され、フロント方向に冷気・暖気が吹き出ます。
最後部の天井部には収納庫が無くなります。